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「人」にお金を使いたい。


こんにちは。

このブログは、これからの暮らしの豊かさを考える大学生が、

百姓になるまでの道のりを記録したブログ「百姓への記録」です。



今回のテーマは「お金」について。


先日、いとしまシェアハウスの夏合宿に参加させていただきました。


「食べものとお金とエネルギーをつくる」をコンセプトにした、いとしまシェアハウス。

その合宿の最初に3つの問いが提示されました。

 Q1, あなたにとって「お金」とは?

 Q2, あなたがお金を使いたい対象、使いたくない対象は?

 Q3, あなたが大切にしたいものはなに?




これ、しっかり考えたい。




最近自分は、お金との向き合い方をずっと考えさせられています。

大学4年生で今後の進路を考える時期。

なんとなくやりたいことはわかってきました。



今興味のあることは、

大分の里山で「美味しい」と「心地よい」の場づくりをすること。



でも、

そういう場づくりがしたいのは、

実は自分自身が求めているからで、

僕は自分自身で里山の暮らしをつくっていきたいんです。


でも「暮らし」は誰かに提供するものではなく、

あくまで自分たちにとっての価値だから、


自分たちの暮らしをつくること、をお金にするのは難しい。



だけれども、

自分たちで全てをつくることはできないから

作れないものは買うし、教育費やガソリン代、交通費、交際費、

最低限必要な費用はかかる。




どう価値を生み出せばいいのか、どう稼げばいいのか、

どう暮らしと両立させるか、どうお金を使うか、

そもそも暮らしと稼ぐことは両端にあるのか。



「お金」との向き合い方、付き合い方、

しっかり考えたいことでした。




お金を使いたい対象は「人」

今回のいとしまシェアハウスの合宿、

実は参加費がドネーション制だったんです。


自分が感じた価値の分だけを参加費として支払う。


そのために1日ずつ、

今日感じた価値を振り返る時間がありました。




感じた価値は無限大にあって

本当に心地よい時間が流れてた合宿でした。


参加費を出しました。


いくら出したかは、明確には覚えてないけど、

その内訳を考えてみると、

自分が価値を感じたのは、大部分が「人」でした。



この合宿には、いろんな人が関わっていて。


いとしまシェアハウスの住人はもちろん、

合宿を企画してくれた人、

参加して集まった人、

誘ってくれた人、

料理をつくってくれた人、

あの里山の空間をつくってくれた人。




あの空間、あの時間で、あの人たちで集まったから。




だからこその価値だったと思う。


そうやって改めて考えてみると、

自分が価値を感じるのはやっぱり「人」なのかもなぁと。


モノもコトも、

いいなと思うものはたくさんあるけど、

その背景にある想いや物語のそばにはやっぱり人がいて。



この人だからお金を払いたい。


お金を払う、ことで間接的に

誰かに感謝を伝えたり、

誰かを応援したり、

誰かの次に繋いで欲しい。



そんな温かいお金の使い方をしたいし、

仕事をするならそんなお金のもらい方をしたい。








あぁ、

いい時間だったなぁ。




(Photo by がんちゃん)


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